マルセルブロイヤー によってデザインされたチェスカチェア。
大変希少なトーネット40年代前後の初期モデルです。

チェスカチェアは、バウハウスを代表するデザイナー マルセル・ブロイヤーの代表作です。
発表されたのは1929年なので、それから90年以上経った今でもカンチレバー構造の名作として様々な利用シーンで使われており、「最も有名な金属製チェア」の1つにも数えられるほどの作品です。

後脚のないカンチレバー構造だけに腰を下ろした時の適度な弾力性によって快適な座り心地を実現しており、一本の屈強なスチールパイプがその重さを支えています。
このスチールパイプを曲げるという斬新なデザインはバウハウスにおいても工業デザインの代表作として称賛を浴びています。

この年代のものは現行と比較すると以下の点が大きく異なります
フレームの組み方、形状
マイナスビス
ブランドプレートなど

中でもラタンの貼り方は
70年代以降はラタンシートを埋め込む手法なのに対し、
この年代は手編みとなります。

現存ビンテージはリペイントされているものが殆どですが、
こちらの個体はリペイントされていない当時のオリジナルの
木製フレームにスレや傷があります。
リペイントし綺麗にする事も可能ですが、
雰囲気はとても良いので是非このまま使用して頂きたいです。
ビスも全て当時のマイナスビスです。
スチールパイプにくすみ、小さなサビはございますが、磨けば取れる程度です。
座面は日焼け等ございますが、破れはありません。

サイズ
幅450× 奥行600 × 高さ810 × 座面高450mm
多少の誤差はご了承ください

他にご質問などございましたらご連絡ください。
よろしくお願いします。